ISA−赤ちゃんの急死を考える会
赤ちゃんの急死を考える会

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赤ちゃん、うつぶせ寝で苦しくないですか・・・
うつぶせ寝は危険です
赤ちゃんを、事故から守りましょう

ISA−赤ちゃんの急死を考える会

新着情報

新着 ■ 2017年3月6日
 日本スポーツ振興センターの災害共済給付について
 対象の拡充を求める申し入れを内閣府に行ないました!
 申入書はこちら

新着 ■2017年3月2日 ISA署名提出 第三弾!!
  【保育園で亡くなる子どもを1人も出さないために、しっかり事故検証できるよう、
   認可外保育施設にも日本スポーツ振興センターの無過失保険に加入させてください!】

  ●第三弾:2017年 3月 2日に衆議院文部科学委員会所属議員に趣旨説明・提出(33,982筆)

  ●第二弾:2016年10月 7日に内閣府に提出(26,162筆)

  ●第一弾:2016年10月 4日に文部科学省に提出(25,438筆)

  引き続き、ご協力をお願いいたします。

新着 ■ 2016年9月26日
  「企業主導型保育事業」における
  安全性確保や保育事故後の検証委員会のあり方など
  世田谷区の保坂区長と懇談を行ないました。

新着 ■ 2016年9月12日
  相次ぐ「保育死亡事故」の報道を受け、 当事者家族(遺族)の団体として
  内閣府・厚生労働省ほか関係各所に事故防止のため緊急提案を行ないました!

   緊急提案日時等はこちら

   『「保育死亡事故」防止のための緊急提言』 内容はこちら

新着 ■ 署名を始めました!
 賛同いただける方はご協力をお願いいたします。
 保育園で亡くなる子どもを1人も出さないために、しっかり事故検証できるよう、
 認可外保育施設にも日本スポーツ振興センターの無過失保険に加入させてください!

  ●  電子署名にご協力いただける方はこちら

  ●  郵送でご協力いただける方はこちら(pdf)


  2016年8月28日(日) 上野駅公園口付近にて街頭署名を行ないました。
  街頭署名活動にご協力いただいた方、ご署名いただいた方、ありがとうございました。

新着 ■ 2016年6月16日
 保育・教育施設や事業における事故防止策について、
 内閣府・厚生労働省・文部科学省に申入書を提出および
 厚生労働記者会にて報告(記者会見)を行ないました
 申入書はこちら

新着 ■ リンクを追加しました。
お知らせ ■ ISA−赤ちゃんの急死を考える会が企画/監修した書籍が発売されました。
重要 ■ 会の概要が一部変更となり、新しい概要を掲載しました(概要ページ
重要 ■ ご相談方法の変更について(掲示板・BBSの廃止について

ISA−赤ちゃんの急死を考える会

危険なうつぶせ寝-1 危険なうつぶせ寝-2 危険なうつぶせ寝-3

ISA-赤ちゃんの急死を考える会 は、病院や保育施設での事故から赤ちゃんの命を守るための活動をしています。
わが国で、赤ちゃんのうつ伏せ寝の危険性を訴えた団体です。赤ちゃんをうつ伏せ寝に寝かせるときに、注意を怠れば危険をともなう寝かせ方であることは常識となっています。

しかし、うつ伏せ寝で赤ちゃんが窒息するかどうかという実験研究をしたことのある専門家は、世界中を探してもどこにもいないのも事実です。
赤ちゃんの死の原因がSIDSとされているもののほとんどが、うつ伏せ寝・長時間の放置です。

SIDSという診断名がつけられることで、赤ちゃんの死を回避することができる方法がぼかされているのが現状です。

「元気だった我が子が急に死亡した真実を明らかにしたい」という親の願いは、「今生きている・これから生まれてくる生命を本当に大切にすること」につながっています。この願いが共感しあい輪が広がっています。

数多くの事件を参考に赤ちゃんを預かる施設においてその経験がいかされ、同じ過ちが繰り返されることがなくなるように、世の中を変えていくために必要な活動を積極的に続けていきます。


SIDSという診断

SIDSとは、死亡状況・解剖によっても死亡原因がわからないときに付けられるものです。

しかし、この定義は、簡略して表現されているために、死亡原因としての内因死(病死など)と、外因死(殺人・事故など外部作用による死)を区別し検索する視点が弱く、法医学的に十分な死亡原因とは言いがたい側面を持っています。

解剖において、窒息死(外因死) の可能性が高いと医師が疑う事例でも、『首をしめた跡や鼻口を押さえつけた跡がない限り窒息死とは書けない』と言われ、窒息の疑いが強い例も含めて死亡原因がわからない、原因不明というのが本当の解剖結果であったといしても、そこにSIDSをいう言葉があらわれれば、その死は『乳児の体質による病死』と単純化され、不可抗力で誰にも責任のない、予見・予防ができなかった死であるというものに摩り替えられてしまうのです。

死亡原因が、窒息死かSIDSかをめぐる混乱をもたらした要因は、この定義そのもののあいまいさと、現場における医師の安易なSIDS診断にあるといっても過言ではありません。


驚きの事例

これまで、SIDSとして診断された乳児の急死の事例の中に、
『うつ伏せ寝でコタツの中に放置していた』
『乳児の就寝中、別の幼児が体の上に乗っていた』
『うつ伏せ寝で掛け布団を頭まで被せて放置した』
などの状況が後日、当事者の警察への供述で判明し、実は故意による窒息死であった具体的事実が報告されています。

乳児における明白な事故や不慮での窒息死、殺人での窒息死でも、医師にとって解剖しただけでは、死体の所見のみでのSIDSと窒息死との区別・境界線は断定して引きにくいとされています。
一般的に乳児の急死の解剖においては、『死体所見のみでは、窒息死とSIDSは、ほぼ同じ所見であり、それのみでは区別できない』とのことです。

この診断の区別は、発見時の死亡状況を徹底して調査して鑑定結果をだすと良く言われています。
しかし、この発見時の死亡状況(状況証拠)というのがキーポイントなのです。


最近の保育事故

ISAの調査や政府の事故報告集計からも、2004年から2015年の12年間で177人、この5年間では毎年13〜19人の乳幼児が保育施設・事業等での事故により命を落としているという事実が明らかになっています。一命はとりとめたものの、重い後遺障害となる事例も複数あります。
こうした事故の多くは午睡(お昼寝)の時間帯に起きており、うつ伏せで寝かされていたことがわかっています。また、死亡事故の約7割が認可外保育施設で起きています。

最近では、2016年3月に東京都中央区(キッズスクウェア日本橋室町)で、4月に大阪市淀川区(たんぽぽの国)で、いずれも1歳2か月の男の子がうつ伏せで寝かされ亡くなっています。


事故を防ぐために

私達、ISAは、同じ境遇のメンバーと、この会の活動に賛同しサポートしてくださっているサポート会員で成り立っています。
ISAは、「SIDS」と「窒息」の差が一見では区別しにくいものであるのに、「SIDS」と「窒息」では事件に対する結果に大きな違いが生ずることを訴え、過去の事件を参考にし、「SIDS」を診断するときの基準を詳細に定めること、死亡状況を解剖医が正確に把握するシステムを作ること、事故を防ぐための策を病院・保育所の体制に活かされるようにすることを望み活動を続けています。
 書籍のご案内
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子どもの命を守るために
保育事故裁判から保育を問い直す

編集・著者名:平沼博将、繁松祐行、ラッコランド京橋園乳児死亡事故裁判を支援する会
出版社:クリエイツかもがわ

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保育事故を繰り返さないために

かけがえのない幼い命のためにすべきこと

武田さち子/著
赤ちゃんの急死を考える会/企画・監修

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死を招いた保育
ルポルタージュ上尾保育所事件の真相

著者名:猪熊弘子
出版社:ひとなる書房

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SIDSを乗りこえて ⇒ 詳細ページ

SIDSを乗りこえて
乳幼児突然死症候群
わが子の死、なぜ

著者名:河野啓子・河野明
(ISA-赤ちゃんの急死を考える会)

解説:志保ちゃん事件弁護団
出版社:同時代社

 書籍のご案内
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菜穂へ、そして未来を絶たれた天使たちへ

著者名:ISA会長 櫛毛冨久美
企画監修著:油井香代子

出版社:小学館


「風のあしあと」、風歌ちゃん(享年11ヶ月)のお父様が、思いを込めて作られた印刷用ページです。
保育に携わる方、乳幼児や赤ちゃんに携わるお仕事をお持ちの方、
事務所や倉庫の壁でも構いません。職員の皆様が目に留まる場所へ貼って下さい。お願い致します。

【 ポスター(印刷用) 】

「印刷して貼っています」とのご連絡を頂きました保育園や幼稚園の園長先生、保育士の皆様、誠に有り難うございました。


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